妻のバイクに無線給電スマホホルダーを取り付ける

2025年3月1日(土)

今日から3月。
そう言われてみれば外が何だか暖かいし、花粉の雰囲気が感じられる。

無線給電スマホホルダー

前回の妻との山梨ツーリングで、妻のバイクに取り付けているスマホホルダーに不便さを感じたので無線給電スマホホルダーを取り付けることにした。

こちらが現在のスマホホルダー

現在のスマホホルダーの問題点は2つ。

以下のように、オプションで付けてもらったUSBコネクタから給電しているが、Googleマップを使用していると消費電力が供給電力を上回っているようで、給電しているにも関わらずバッテリーが徐々に減っていってしまう。
ジクサー150のような小排気量車ではアクセサリー電源だと電力量が少なくなってしまうらしい。

もう1つの問題点はケーブルがタンクに擦れて擦り傷がついてしまうこと。
新車なのに早くもタンク前方に擦り傷ができてしまった。

というわけで、スマホホルダーをケーブル接続不要な無線給電タイプに付け替える。
幸いなことに妻が使用しているスマホはギリギリ無線給電に対応しているモデルだった。

  • カエディア 手裏剣 KDR-M22AP-GR

これだけだと電力不足問題が解消できないので、デイトナのD-UNITを合わせて取り付けて、これ経由で電力を供給する。

  • デイトナ D-UNIT

D-UNITとは何者かと言うと、要するにリレーと配線が一体になったユニット。
アクセサリー電源でリレーを駆動してバッテリーの12Vを直接供給することが可能。
バッテリーの12Vをそのまま直接供給すると、バイクの電源OFF時はデバイスの電源も切らないとバッテリー上がりの危険性があるが、D-UNITを使用すればアクセサリー電源でリレーをON/OFFしてくれるのでバッテリー上がりの心配が無いという便利アイテム。

配線作業

配線作業の為に以下のものを購入した。

  • KONPON パワーハーネス スズキ タイプ1

こちらは既設のハーネスの中継コネクタに割り込ませることでアクセサリー電源が取り出せるという物。
蛇腹チューブの所でケーブルが半田付けで分岐してあって、半田付け作業の手間を軽減できるし、既設のケーブルを加工する必要が無い。

後は配線用の道具。

ニチフの接続端子のPC2005のオスメスをそれぞれ購入。

接続イメージはこんな感じだけど、それぞれの部品に最初から付いている接続端子が合わないので、接続するケーブルは上記のニチフPC2005に付け替えようという作戦。

既設の圧着端子をニッパーでカット。

ニチフの端子を圧着ペンチで取り付け。

こんな感じで付け替え完了。

バイクに取り付け

バイクのシートとカウルを取り外した状態。

バッテリーは配線作業が完了するまでアース端子を外してビニールテープでうっかり接触しないように保護。

ケーブルを通す。
車体内の隙間が結構狭くてなかなかケーブルが通らずに苦戦する。

キーON時に12Vが供給されるかテスターで確認。

スマホホルダーの電源ケーブルをバイクのハンドル側から通してD-UNITに接続。

キーONでスマホホルダーに電源が供給されるようになりました。
画像では分かり難いけど、スマホホルダーのリング部分が緑色に点灯している。

配線を整える。

カウルとシートを戻して完了。

バイクは車と比べると構造が簡単なので、このようなDIY作業のハードルが低くて良い。
今回取り付けたD-UNITのおかげで12Vが簡単に取り出せるようになったので、グリップヒーターも自分で取り付けできるかも知れない。

とりあえずは無線給電スマホホルダーによって、ツーリング時のスマホセットの手間が若干減ったのは何より。

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