2025年5月3日(土)
本日は憲法記念日。
1947年(昭和22年)5月3日に日本国憲法が施行されたことに伴う祝日とのこと。
今年も田植えがおおよそ終わったということと、明日は天気が悪いとのことで今日の内に東京へ帰ることにした。
そんなわけで、荷造り作業完了。

トップケースとシートバッグというスタイル。
シートバッグの容量的にはまだ余裕があるが、重量的にバイクの取り回しが結構大変。
長岡市(中之島)、見附市、小千谷市、十日町市、湯沢町
本格的な出発の前に友人を訪ねておこうと思い、友人が勤める餅屋さんを訪問することに。

いつも美味しいお餅を提供してくれる生産者の方々にお礼を言うことができて良かった。
ちゃっかり笹団子をゲット!

新潟県見附市。
県道165号を走行中。

国道8号に合流。

北陸道の中之島見附ICを通過。

本来ならここから高速道路に乗るが、今日はこのまま国道8号を進む。
長岡バイパスの川崎ICを通過。

ここで国道8号と国道17号の重用区間が終わり、ここから国道17号の単独区間になる。
長岡市妙見堰の交差点で国道17号から県道589号へ。

今回は国道を走破するのが目的ではないので問題無し。
朝日川を渡る橋の手前で小千谷市に入る。

右側には信濃川が流れており、朝日川はここで信濃川に合流する。
小千谷駅前を通過。

小千谷駅はJR東日本の上越線の駅。
国道117号を走行中。

こちらはJR東日本が管理する水力発電所のようだ。
右手方向は山本山という山で、そちらに2つの溜め池がある模様。
関越道の越後川口ICへの交差点を通過。

今回はこちらもパス。
県道413号が国道117号へ合流する交差点付近で小千谷市から十日町市に入る。

本日お祭りのため国道117号はここで通行止め。

道をそれた所に丁度道の駅があったので立ち寄る。


こちらで昼食を取ろうかと思ったが、混雑していたため断念。
県道334号を走行中。

道路脇にはまだ雪が残っている。
右側の川は入間川という川のようで、埼玉県入間市とは関係なさそうだ。
それにしても水が非常にきれいで、美味しいお米が採れるわけだ。
南魚沼市の砂押交差点で国道17号に復帰。

この交差点を右折すると国道17号を東京方面へと進むことになる。
遠くの山々はまだ雪が多く残っている。
新潟県内最後の市町村、湯沢町に入る。

丁度、谷が深くなって集落が途切れる辺りが湯沢町と南魚沼市の市町村界になっているようだ。
湯沢から高速道路に乗ろうと思っていたけど、ここまで来たら三国峠も越えられるのではないかと思い、引き続き国道17号を走行。

ヘアピンカーブが連続して山道感が出てくるが、この辺りはまだ湯沢の街中が近いこともあって険しい山道という感じではない。
登坂車線があるので私のような遅いバイクでも非常に走りやすい。

そして天気が良くて非常にすがすがしい!
道の駅 みつまた
山道を進んで行くと「道の駅 みつまた」というのがある。

気になったので立ち寄ってみることにする。



温泉、足湯、飲食店などがあり時間があればゆっくりできそうな施設で、日帰り旅行ならここまで行って帰ってくるというのでも十分楽しめそうな場所だ。
苗場、三国峠
引き続き国道17号を走行中。

こちらは雪を避けるためのトンネルというよりは屋根付き道路とでも言おうか。
このような道路を「雪覆道(ゆきふくどう)」と言うらしい。
ちなみに英語ではスノージェットと言うらしい。
山道を進むと突如現れる巨大建造物!

こちらは昭和のスキーブームのときに一世を風靡したと思われる苗場プリンスホテル。
ブームのときはこんな山奥まで人が押し寄せていたということか。
凄い時代だ。
苗場の街並み。

群馬県との県境にこのような町が存在していたとは驚きだ。
だが、閉店してしまったと思われる店舗も結構目立つ。
もうすぐ三国トンネル。

トンネル内で車に追いつかれないようにここで速い車に道を譲る。
新三国トンネル入り口。

左側のトンネルが元々の三国トンネルで右側が新三国トンネルのようだ。
長さ1284m、標高1078mと看板に書かれている。

標高だけを見ると柳沢峠(山梨県甲州市)よりも低いのか。
新三国トンネル通過中。

トンネル通過中に新潟県から群馬県へと入っている。
トンネルを抜けると群馬県みなかみ町の看板。

群馬県に入ったことを実感する。
群馬県側は物凄い谷!

新潟県側はなだらかな山道でそれほど険しい山道ではなかったけど、群馬県側は物凄い谷。
道もカーブが連続している。

そして群馬県側に入ったら一段と天気が良くなった。
群馬県 みなかみ町、沼田市、渋川市、前橋市、伊勢崎市、太田市
みなかみ町の猿ヶ京温泉。

こちらは赤谷湖という水力発電用のダム湖のようだ。
沼田市に入る。

ここは特に明確な市町村界は無かった。
沼田IC付近のミニストップで一休み。

特徴的な山の形はカルスト地形だろうか。

沼田市から渋川市に入り、国道17号は利根川沿いの崖沿いを進む。

この辺りは川の流れが非常に速い。
道の駅こもちに立ち寄る。


まともな昼食を食べ損ねたので、こちらでちょっと早い夕食を取ることにした。

- 上州豚のカツ丼
カツが結構な肉厚だったにもかかわらず柔らかくておいしかった!
利根川を渡り、渋川市から前橋市へ。

左手前方に見えているのは赤城山。
赤城山は稜線がなだらかで美しい。
伊勢崎市を走行中。

左手方向にあるのは波志江上沼。
農業用水確保のために整備された溜め池らしい。
この沼の手前にある神沢川が前橋市と伊勢崎市の市町村界になっているようだ。
伊勢崎市から太田市に入り、少しすると道の駅おおたという場所があったので立ち寄ってみた。



スバルの工場と何か関係があると思われる。
埼玉県 深谷市、熊谷市、東松山市、坂戸市、鶴ヶ島市、日高市、狭山市、入間市
再度利根川を渡ると群馬県から埼玉県深谷市に入る。

日没を過ぎて辺りが暗くなってきた。
熊谷市本石二丁目交差点。

熊谷駅の近くなので熊谷市の中心部と言っても過言ではないだろう。
ここで国道17号を離れ、国道407号に入る。
東松山市の高坂駅前通り入口交差点。

引き続き国道407号で国道沿いらしい大型店舗が立ち並ぶ。
坂戸市の坂戸バイパスを通過。

この高架橋の下には東武東上線の線路があり右手方向には坂戸駅がある。
鶴ヶ島市に入り、関越道鶴ヶ島ICの下を通過。

高速道路の鶴ヶ島ICは何度も通過しているが、その下を通過するのは初めてだ。
日高市の高萩北杉並木交差点。

国道407号線が2手に分かれてこの交差点で再度1つになるという面白い道路構成になっている。
狭山市の狭山日高IC入口の交差点を通過。

狭山日高ICの次が青梅ICなのでもう間もなく到着といったところ。
入間市の茶どころ通りを走行中。

暗くて何も見えないが両脇には茶畑が広がっている。
この辺りは少し小高くなっていて風通しが良い為か、気温が一気に下がって肌寒く感じた。
この後青梅市に入り無事に自宅に到着。
トータル12時間の長旅であった。
下道を使うと実家からの移動が、移動ではなく旅に変わるということで非常に新鮮で面白かった。
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